お客様のFileMaker Cloud環境で、スケジュールを設定する際には注意
お客様が、FileMaker Cloud環境でFileMakerを利用している場合において、少しハマったことがあったので、メモしておきます。
FileMaker Cloudは、オンプレミスのFileMaker Serverと違って、Admin Consoleにログインする際にも、ファイルを開く際にも、Claris IDでログインする必要があります。
以下のような手順をすると、どうなるか想像してみてください。
FileMaker CloudのAdmin Consoleで設定したスケジュールが失敗する手順
- お客様のClaris Customer Consoleに、開発者として、一時的に
ユーザーA
を追加してもらう。 ユーザーA
として、お客様のAdmin Consoleにログインし、スケジュール設定を追加する。- スケジュールが正常に動いていることを確認する。
- お客様のClaris Customer Consoleから、
ユーザーA
を削除する。 - スケジュールは、作成者である
ユーザーA
として、実行される。 ユーザーA
は、お客様のClaris Customer Consoleにはいないため、スケジュールが失敗する。
FileMaker Cloudの場合、上記のようなことが起こります…
そのため、お客様のアカウントにて、スケジュールを作って頂くようにしましょう。