お客様のFileMaker Cloud環境で、スケジュールを設定する際には注意

お客様が、FileMaker Cloud環境でFileMakerを利用している場合において、少しハマったことがあったので、メモしておきます。

FileMaker Cloudは、オンプレミスのFileMaker Serverと違って、Admin Consoleにログインする際にも、ファイルを開く際にも、Claris IDでログインする必要があります。

以下のような手順をすると、どうなるか想像してみてください。

FileMaker CloudのAdmin Consoleで設定したスケジュールが失敗する手順

  1. お客様のClaris Customer Consoleに、開発者として、一時的にユーザーAを追加してもらう。
  2. ユーザーAとして、お客様のAdmin Consoleにログインし、スケジュール設定を追加する。
  3. スケジュールが正常に動いていることを確認する。
  4. お客様のClaris Customer Consoleから、ユーザーAを削除する。
  5. スケジュールは、作成者であるユーザーAとして、実行される。
  6. ユーザーAは、お客様のClaris Customer Consoleにはいないため、スケジュールが失敗する。

FileMaker Cloudの場合、上記のようなことが起こります…

そのため、お客様のアカウントにて、スケジュールを作って頂くようにしましょう。